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05/28/2023

Prtimesから読み解く/資金調達ランキング TOP10(2023年4月) /THEINFITECHのセールステックレポート

本調査はPrtimesの2023年4月のデータから資金調達のプレスリリースを絞って調査を行いました。

2023年4月の Prtimesデータには、やく47件が資金調達について発表しました。

調査の結果は下記の通りです。

※ THEINFITECH調べ Prtimesから収集した2023年05月21日時点のデータを参照

資金調達ランキング TOP10

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資金調達ランキング TOP10(Prtimes – 2023年4月)

1位 avatarin株式会社

詳細はこちら: avatarin、シリーズAラウンドにおいて20億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

ANAHDのスタートアップであるavatarinは、第三者割当増資により20億円の資金調達を実施し、累計調達額は40億円となった。この追加資金調達により、アバターロボット「newme」の海外展開の加速とアバターコア©の開発・研究及び活用の強化を図る。avatarinは、肉体の移動ではなく、あらゆるロボットやモビリティに人の意識、技能、存在感を伝送する新たな移動サービスの普及に取り組んでいる。また、アバターコア©を独自開発し、ロボットやモビリティに搭載し、遠隔制御やAI学習での活用を目指す。newmeは、遠隔で自由に動きまわりながらコミュニケーションをとることができる遠隔AIロボットであり、2021年より水族館や美術館などで運用を始めている。

2位 株式会社LinQ

詳細はこちら: 位置情報共有アプリ「whoo」を運営するLinQ、MIXIから最大約20億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

株式会社LinQが位置情報共有アプリ「whoo」の機能拡充と開発強化のために、株式会社MIXIから最大約20億円の資金調達を2024年3月末までに段階的に実施することを発表しました。whooは、家族や友人同士で位置情報を共有できるアプリで、2022年12月にサービスを開始後、世界中の多くのユーザーにご利用いただいており、2023年3月にはダウンロード数が1,000万を突破しました。LinQは、今回の資金調達により、whooの機能追加や付加価値の向上、開発体制の強化などへ投資し、MIXIから事業支援を受けることで事業スピードを加速させ、次世代のグローバルなコミュニケーションサービスへ成長していくことを目指します。

3位 ブルーモ・インベストメント株式会社

詳細はこちら: 米国株・ETFでの資産形成アプリ開発中のブルーモ・インベストメント、シードラウンドで8億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

新しい証券会社「ブルーモ・インベストメント」が、総額8億円の資金調達を実施しました。この資金により、長期資産形成に特化したアプリの開発とサービス提供に向けた体制整備を進めます。今後提供する予定の「Bloomo」というアプリは、米国株・ETFをアプリで取引できる資産形成サービスで、自分で投資先を選び、ポートフォリオを作成できるほか、他のユーザーのポートフォリオを参考にしたりコピーすることができます。新しい資産形成層を支援し、長期投資に特化したサービスを提供することで、人々がより良い未来を描ける社会の実現を目指しています。

4位 Ryodan Systems AG

詳細はこちら: ステートレスなzkRollupを手がけるINTMAX、シードラウンドで約6.5億円の資金調達を完了

<プレスリリースの要約>

スイスのRyodan Systemsは、zkRollupプロジェクト「INTMAX」のシードラウンドで6.5億円の資金調達を完了したことを発表した。INTMAXのzkRollupは、ガスコストとデータ主権の両立が可能で、1日で10億人が利用しても問題ないスケールを提供できる。INTMAXは、メインネットローンチの1日目からシーケンサーの分散化を行いアンストッパブルなブロックチェーンの実現を目指している。

5位 LiLz株式会社

詳細はこちら: LiLzが約5.9億円の資金調達、IoT・AI遠隔点検のLiLz Gaugeを提供

<プレスリリース要約>

LiLz株式会社は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツをリード投資家として、三菱UFJキャピタル、東京センチュリー、DIMENSION、沖縄科学技術振興センターを引受先とした第三者割当増資により、約5.9億円の資金調達を完了したことを発表した。今回調達した資金で、化学プラントやガス業界向けの防爆対応IoTカメラの開発と量産化を推進する。また、海外展開が可能なプロダクト開発と組織体制作りも進める。全ポジションにおいて採用も強化する。Climbers Startup JAPAN EXPO 2023に出展することも発表した。

6位 H.I.F.株式会社

詳細はこちら: AIファイナンスのH.I.F.が組成したファンドが、芙蓉総合リース株式会社から4億円の資金調達を実施

<プレスリリース要約>

H.I.F.は、AI定性与信審査技術を活用したFintechサービスを提供する会社で、同社が運営する「HIF KESSAI GIVING FUND」の5号ファンドを運営するHIF FUND5号合同会社において、芙蓉総合リース株式会社と4億円の資金調達を実施しました。本件資金調達は、ファンドから生じるキャッシュフローを主たる返済原資とした契約であり、芙蓉リースがHIFのファンド事業の内容及びAI定性与信審査技術を評価していると考えられます。今後新たに展開するファンドにおいても、芙蓉リースと協力してより多くの企業様の金融アクセスの可能性を広げることが期待されます。

7位 サウンドウェーブイノベーション株式会社(SWI)

詳細はこちら: 超音波認知症治療機器「LIPUS-Brain」のサウンドウェーブイノベーションがシリーズBで約3.5億円の資金調達および経営体制を刷新

<プレスリリースの要約>

サウンドウェーブイノベーション社(SWI)は、低侵襲で安全性が高い治療プラットフォーム技術を開発しており、認知症や心疾患、不整脈などの治療に革新的な変革をもたらす医療機器の社会実装を目指している。SWIは、Fiducia株式会社とその他の投資家からシリーズBとして3.5億円の資金調達を実施した。SWIは、低出力パルス波超音波(LIPUS)および衝撃波カテーテルアブレーションシステム(SWCS)を使用した治療技術を開発しており、LIPUS治療は、既存の医薬品や医療機器では治療が困難な様々な疾患の治療を可能にする革新的な治療技術である。

8位 カリスト株式会社

詳細はこちら: 医用画像データプラットフォームCallisto、シードラウンドで2億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

東大発スタートアップのCallisto社は、伊藤忠テクノロジーベンチャーズや個人投資家4名を引受先としたJ-KISS型新株予約権の発行により、シードラウンドでの総額2億円の資金調達を実施しました。調達した資金で、医療施設と共に「医療AI研究開発に向けた医用画像データプラットフォームの構築」ならびに「カスタム創薬AI/医療AIの開発」を推進してまいります。Callisto社は、全工程が高い水準で完了した医用画像データセットを販売し、医療AI開発企業が切望している教師付きデータセットを提供します。また、医療データの流出・改ざん防止に向けたブロックチェーンの研究開発も実施しています。

9位 株式会社ILEO

詳細はこちら: タレントと1対1でオンライン通話ができるアプリ「onlylive」が累計1億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

タレントと1対1でオンライン通話ができるサービス「onlylive」を運営するILEOが、第三者割当増資を実施し、累計調達額が1億円に達した。onlyliveは、500人以上のタレントが参加し、ファンとの1:1コミュニケーションの場を提供している。資金調達の目的は、リアルイベントで生計を立てていた芸能人の支援と、サービス体験の向上、新規タレント・ユーザー獲得のためのマーケティング施策の充実にあてられる。

10位 株式会社GACCI

詳細はこちら: 建設テックのGACCI、シードラウンドで1億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

建設業の煩雑な見積業務を効率化するプロダクト「GACCI」を開発する株式会社GACCIは、1億円の資金調達を実施した。これにより、プロダクトの提供を開始することができる。GACCIは、建設業者の見積業務をSaaSで効率化、最適化するもので、数十社にわたる、何千項目ものデータの厳密な管理、平準化を通じ、効率的に見積業務が遂行できるようにした。株式会社懸樋工務店は、GACCIを導入しており、よりクリエイティブな企画領域の業務に集中できると実感している。GACCIは今後、建設業界に変革をもたらすことが期待されている。

調査の結果は以上となります。

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