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05/10/2023

1位は101億円も資金調達/Prtimesから読み解く資金調達ランキングTOP10(2023年2月)/THEINFITECHのセールステックレポート

本調査はPrtimesの2023年2月のデータから資金調達のプレスリリースを絞って調査を行いました。

2023年1月 Prtimesに26,187 件のプレスリリースが打たれて、その中にやく131件が資金調達について発表しました。

調査の結果は下記の通りです。

※ THEINFITECH調べ Prtimesから収集した2023年03月19日時点のデータを参照

資金調達ランキング TOP10(Prtimes – 2023年2月)

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1位 アストロスケール

プレスリリースの詳細はこちら: 製造業, アストロスケール、シリーズGで約101億円を調達

<プレスリリースの要約>

宇宙デブリ除去の分野で活躍するアストロスケールは、三菱電機、前澤友作氏、三菱UFJ銀行、三菱商事、日本政策投資銀行、FELから、シリーズGにおいて約101億円の調達を実施しました。これにより、アストロスケールの累計調達額は約435億円となります。アストロスケールはさらなる革新的な技術開発、グローバルな事業展開、そして需要増に応じた供給能力の向上に取り組むことができます。アストロスケールは、大型デブリ除去等の技術実証を目指す商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」の開発を進めるなど、多くのミッションやプロジェクトを進めています。グローバルでの従業員数も増加し、各国に新拠点を開設しています。本資金調達においてはPJT Partnersが財務アドバイザーを務めました。

<会社概要>

会社名: 株式会社アストロスケールホールディングス

本社所在地: 東京都墨田区錦糸東1-16-4

代表者名: 岡田光信

設立: 2013年05月

URL: https://astroscale.com/

2位 LayerX

プレスリリースの詳細はこちら: 支出管理サービス「バクラク」などを提供するLayerX、シリーズAファーストクローズで約55億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

SaaS+FintechスタートアップのLayerXは、三井物産をリード投資家としたシリーズAファーストクローズとして約55億円の資金調達を実施したことを発表した。バクラクは請求書処理や経費精算、法人カードなど企業の支出に関連する業務をAIなどのサポートによって効率化するサービスである。導入社数は3000社を突破し、調達した資金は、主にバクラク事業の開発、セールス、マーケティングなどの展開を加速するために使用される。三井物産 山本忠太則氏が社外取締役に就任する。

<会社概要>

設立:2018年8月 

代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気 

所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 2階 

資本金(準備金含む):86億円

コーポレートサイト:https://layerx.co.jp/ 

事業サイト(バクラク):https://bakuraku.jp/

3位 Baseconnect株式会社

プレスリリースの詳細はこちら: Baseconnect、総額54億円のシリーズB資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

Baseconnectは、法人営業支援企業情報データベース・次世代型検索エンジンを開発しており、Z Venture Capitalをリード投資家として、日本郵政キャピタル、ジャフコ、ユーザベース、Salesforce Ventures、NTTドコモ・ベンチャーズ、エン・ジャパン、京都信用金庫などから総額54億円の資金調達を実施したことを発表した。今回の増資により、累計調達額は82億円になる。この資金調達により、同社は「Musubu」を包括的なオールインワンソリューションに進化させ、新規事業の探索、経営人材の採用を行う予定である。

<会社概要>

会社名 : Baseconnect株式会社

本社所在地: 京都府京都市中京区山崎町235 4F

代表者名 : 代表取締役CEO 國重 侑輝

設立 : 2017年1月17日

コーポレートサイト: https://company.baseconnect.in/

Musubuサービスサイト: https://musubu.in/

4位 五常・アンド・カンパニー株式会社

プレスリリースの詳細はこちら: 民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニー、海外需要開拓支援機構から30億円の追加資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

五常・アンド・カンパニー株式会社は、シリーズEラウンドの一環として株式会社海外需要開拓支援機構から30億円の資金調達を実施し、同ラウンドの累計調達額は104億円、2014年7月の創業からの累計資本調達額は252億円に達したことを発表しました。五常は、途上国の低所得者層に寄り添った小額金融サービスを提供しており、今回の資金調達は、社会的インパクトと収益性の両立を目指す金融包摂・インパクト領域でのグローバルな取り組みや、当該領域における日本の認知度・信頼度向上に資することが期待されています。創業者・代表執行役の慎泰俊氏は、金融機関の運営において最も重要な価値は「仁義礼智信」であり、これが全ての国のマイクロファイナンス機関運営においても普遍的であることを示したいと述べています。

<会社概要>

会社名:五常・アンド・カンパニー株式会社

本社所在地:東京都渋谷区

代表執行役:慎泰俊

設立日:2014年7月4日

会社HP:https://gojo.co

5位 NOT A HOTEL株式会社

プレスリリースの詳細はこちら: 新しい家の持ち方を実現するNOT A HOTEL、シリーズAラウンドで約28億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

NOT A HOTELは、シリーズAラウンドで約28億円を調達したことを発表しました。これにより、これまでの累計調達額は約50億円となり、ソフトウェア開発部門と建築部門の採用を拡大する計画です。NOT A HOTELは、新しい家の持ち方を提供するProptechスタートアップであり、資産として保有できる相互利用可能な物件を年10日単位からシェア購入できるプラットフォームを提供しています。昨年11月にはNOT A HOTEL AOSHIMA、昨年12月にはNOT A HOTEL NASUの2拠点が開業し、今後は全国に拠点を拡大する計画です。2025年には30拠点の展開を目指す。

<会社概要>

会社名:NOT A HOTEL株式会社

代表者:濵渦 伸次

設立:2020年4月1日

URL:https://www.notahotel.com/

6位 株式会社ゼロボード

プレスリリースの詳細はこちら: 脱炭素経営支援ソリューション提供のゼロボード、シリーズAで24.4億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

温室効果ガス排出量の算定・可視化を支援する株式会社ゼロボードは第三者割当増資によりシリーズAラウンドの資金調達を実施しました。リード投資家としてKeyrock Capital Managementを迎え、19.8億円の資金調達を完了しました。また、12社の事業会社パートナー/CVCを引受先とした4.6億円の投資契約も締結しています。これにより、累計調達額は約27.5億円になりました。調達資金は、プロダクト機能開発の加速化、専門人材の採用強化、グローバルなプラットフォームを目指す海外展開に活用される予定です。ゼロボードは、2021年3月にGHG排出量をクラウドで算定・可視化するサービス「zeroboard」を発表し、企業の脱炭素経営を支援しています。今回の調達により、より多彩なソリューションを提供し、グローバルな脱炭素経営パートナーを目指すとしています。

<会社概要>

会社名:株式会社ゼロボード

URL:https://zeroboard.jp

本社所在地:東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産三田ツインビル西館10階

代表者名:渡慶次道隆

設立:2021年08月

7位 株式会社Schoo

プレスリリースの詳細はこちら: 社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」、シリーズEで総額約21.5億円の調達実施

<プレスリリースの要約>

オンライン学習サービスを提供するSchooが、シリーズEラウンドで21.5億円を調達したことを発表しました。Schooは、2011年の創業以来、社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」を提供し、リスキリング市場の拡大に伴うプロダクト開発や採用・組織体制の強化に資金を投じ、社会人教育の発展に貢献します。政府がリスキリング支援に注力する中、日本のデジタル化遅れが浮き彫りになっています。Schooは、2011年から今まで、84万人以上のユーザーを支援しています。また、法人向けのサービス「Schoo for Business」や大学・教育機関のDX化支援も行っています。今回の資金調達により、更なる発展を目指すことが明らかにされました。

<会社概要>

会社名 :株式会社Schoo(スクー)

代表者 :代表取締役社長CEO 森 健志郎

設立 :2011年10月3日

所在地 :〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階

URL:https://corp.schoo.jp/(コーポレートサイト)

個人向けサイト:https://schoo.jp/ 

法人向けサイト:https://schoo.jp/biz

高等教育機関向けサイト:https://dx.schoo.jp/

オウンドメディア:https://pencil.schoo.jp/

公式note:https://note.com/schoo

8位 コネクテッドロボティクス株式会社

プレスリリースの詳細はこちら: コネクテッドロボティクス、シリーズBで総額17億円の資金調達を完了。食産業を革新する資本業務提携を締結

<プレスリリースの要約>

食品産業向けロボットサービスを提供するコネクテッドロボティクス株式会社は、シリーズBラウンドで総額17億円の資金調達を行ったと発表しました。この資金を用いて、食品産業に特化したロボティクスサービスの開発と量産体制の構築を進めることを目的としています。同社はこれまでたこ焼きロボット、ソフトクリームロボット、そばロボット、BES、フライドポテトロボットなど、飲食業向けに数十台の製品を送り出してきました。また、2021年からは、AI食品検査、盛付ロボットのDelibot™️、蓋閉ロボットなど、食品工場向けのロボットサービスも提供しています。今回の調達資金とパートナーシップにより、食品産業を革新するロボティクスサービスの開発と量産体制を構築するための強力な事業体制を整備していくとしています。

<会社概要>

会社名: コネクテッドロボティクス株式会社 (Connected Robotics Inc)

代表者 : 代表取締役 沢登 哲也

所在地 : 〒184-0012 東京都小金井市中町2-24-16 農工大・多摩小金井ベンチャーポート

設 立 : 2014年2月

ホームページ:https://connected-robotics.com/

9位 株式会社aba

プレスリリースの詳細はこちら: 介護ロボット領域を牽引するaba、CVC・事業会社を中心とし9社より資金調達を実施。累計調達額は12億円に到達(補助事業/委託事業含む)

<プレスリリースの要約>

株式会社abaは、介護者支援のためのテクノロジー開発を行う企業であり、第三者割当増資によって約12億円の資金調達を行いました。この調達により、排泄センサー「ヘルプパッド」の大幅改良と拡販を行い、T&D保険グループとの連携による民間介護保険を活用した介護ロボットの導入促進を目指します。介護現場で最も重い課題となる排泄に着目した「ヘルプパッド」は、においで排泄を検知し、介護者に通知することで、介護者の負担を軽減し、高齢者・障害者にも自尊心や羞恥心に配慮したケアが行えます。abaは、テクノロジーをベースとした社会システム変革企業へと転換することを目指しています。

<会社概要>

会社名: 株式会社aba

代表者 :宇井 吉美

所在地 :〒274-0824 千葉県船橋市前原東3-30-5

設立 :2011年10月7日

コーポレートサイト:https://www.aba-lab.com

『Helppad』製品サイト:https://helppad.jp

10位 株式会社Rehab for JAPAN

プレスリリースの詳細はこちら: 介護リハビリテックのRehab、科学的介護の実現に向けて約11.3億円の資金調達を実施

<プレスリリースの要約>

リハビリ支援ソフト「リハプラン」を提供するRehab for JAPANが、SMBCベンチャーキャピタルとJPインベストメントをリード投資家として、新規投資家や既存株主による11.3億円の第三者割当増資を実施した。累計調達総額は21億円に達し、介護に関わるすべての人に夢と感動を与えることをビジョンとし、科学介護を実現することを目指すスタートアップ企業である。主力事業の「リハプラン」は4年で10倍以上成長し、既に1,400以上の介護事業所に導入されている。今回の資金調達で、組織基盤を強化し、新規事業を立ち上げ、高齢者中心の介護ヘルスケアプラットフォームを推進する。日本の高齢者人口が増加し、介護人材不足やテクノロジーの未活用が課題であることを背景に、当社は介護業界にテクノロジーを活用した新たなソリューションを提供し、高齢者一人ひとりに合わせたライフスタイルをデザインすることを目指す。

<会社概要>

会社名:株式会社Rehab for JAPAN(リハブフォージャパン)

創立 :2016年6月10日

代表者:大久保亮

所在地:東京都千代田区飯田橋4丁目2-1岩見ビル2階

コーポレートサイト:https://rehabforjapan.com/

リハプラン:https://rehaplan.jp/training/

調査の結果は以上となります。