本調査はPrtimesの2023年1月のデータから資金調達のプレスリリースを絞って調査を行いたいと考えております。
2023年1月 Prtimesに22,190 件のプレスリリースが打たれて、その中にやく150件が資金調達について発表しました。
調査の結果は下記の通りです。
※ THEINFITECH調べ Prtimesから収集した2023年03月12日時点のデータを参照
資金調達ランキング TOP10(Prtimes – 2023年1月)
1位 株式会社カケハシ
プレスリリースの詳細はこちら: カケハシ、シリーズCファーストクローズで76億円の資金調達を実施
<プレスリリースの要約>
医療情報プラットフォームのカケハシは、新規投資家と既存投資家から約76億円の調達を実施し、累計調達額は約131億円になったと発表した。同社は薬局DXを促進し、医療業界における構造的課題の解決を目指している。今後は、医薬品の流通最適化・供給安定化、服薬アドヒアランス向上、患者アウトカムの向上を実現するための取り組みなど、薬局と共に医療業界全体に目を向け、医療の次世代化を支援する計画を進める。
<会社概要>
会社名: 株式会社カケハシ
代表者名: 中尾豊
設立: 2016年3月30日
所在地: 東京都中央区築地4丁目1-17 銀座大野ビル9F
URL: https://www.kakehashi.life/
2位 株式会社ブリーチ
プレスリリースの詳細はこちら: 【株式会社ブリーチ】更なる事業拡大のため総額46億円の資金調達を完了
<プレスリリースの要約>
ブリーチ社が総額46億円の資金(ラームローン36億円・コミットメントライン10億円)調達を行いました。信用力を高く評価され、みずほ銀行とりそな銀行がアレンジャーとなるシンジケートローンにより、無担保・無保証・好条件で調達を実現しました。今後も更なる事業拡大と企業価値向上を目指し、取引金融機関とも緊密な連携を図ってまいります。
<会社概要>
会社名:株式会社ブリーチ
所在地:〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー21F
代表者:大平啓介
事業内容:シェアリング型統合マーケティング事業
3位 株式会社FOLIO
プレスリリースの詳細はこちら: 「AI投資」を推進するFOLIOがSBIファイナンシャルサービシーズへの第三者割当増資により45億円の資金調達を実施
<プレスリリースの要約>
株式会社FOLIOホールディングスがSBIファイナンシャルサービシーズへの第三者割当増資により45億円を調達し、累計調達額は157億円になりました。今後、SBIグループとの事業連携を加速し、マーケティングやサービス開発力を強化して事業成長を目指します。FOLIOは、AIを活用したロボアドバイザー「ROBO PRO」や金融機関の投資一任サービスを提供するSaaS型プラットフォーム「4RAP」など、資産運用サービスの新しいスタンダードを生み出す企業として成長しています。FOLIOは、「誰もが当たり前に資産運用できる社会」を目指して、AI投資サービスを提供していきます。
<会社概要>
会社名: 株式会社FOLIO
本社所在地: 東京都千代田区一番町 16-1 共同ビル一番町 4 階
事業内容: 第一種金融商品取引業、投資運用業
代表者: 代表取締役CEO 甲斐 真一郎
設立: 2015年12月10日
4位 インターステラテクノロジズ株式会社
プレスリリースの詳細はこちら: インターステラテクノロジズ、シリーズDラウンドで総額38億円の資金調達を完了
<プレスリリースの要約>
宇宙輸送と宇宙利用を通じて地球の課題解決を目指す宇宙の総合インフラ会社、インターステラテクノロジズ株式会社は、シリーズDラウンドとして総額38億円の資金調達を完了しました。この資金は、超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の研究開発、設備投資、人材採用、材料費などに充てられます。世界的に宇宙輸送能力不足が問題になっている中、インターステラテクノロジズ株式会社は低価格で高頻度な宇宙輸送手段の構築に貢献することを目指しています。2040年には世界の宇宙市場が110兆円に成長すると予測されており、インターステラテクノロジズの成功が世界の宇宙産業を牽引することが期待されています。
<会社概要>
会社名: インターステラテクノロジズ株式会社
所在地 : 北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7
代表者 : 代表取締役社長 稲川 貴大
事業内容 : ロケットの開発・製造・打上げサービス
URL: http://www.istellartech.com/
5位 株式会社レバレッジ
プレスリリースの詳細はこちら: 株式会社レバレッジ、事業拡大にともなう運転資金として総額30億円の資金調達を実施
<プレスリリースの要約>
フィットネスブランド「VALX」を展開する株式会社レバレッジは、急速な成長に伴い、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友銀行などから総額30億円の資金調達を実施しました。良好な財務基盤を確立していたため、低金利の借入による大型資金調達に至った。株式会社レバレッジは、パーソナルジム検索サイト「ダイエットコンシェルジュ」の運営、フィットネスブランド「VALX」の運営、24時間ジム「VALX GYM(バルクスジム)」の運営を行っており、2022年10月期の売上高は67億円を突破しています。今後も安定した資金調達基盤の確立を目指し、適正な財務バランスを構築しながら資金使途に応じた調達を進める予定です。
<会社概要>
会社名:株式会社レバレッジ
代表者:代表取締役 只石 昌幸
本社:東京都渋谷区南平台町16番11号 MFPR渋谷南平台ビル2階3階(総合受付)
事業内容:メディア事業・D2C事業・フィットネス事業
設立:2006年5月
6位 株式会社パワーエックス
プレスリリースの詳細はこちら: 株式会社パワーエックス、自社蓄電池工場の建設や事業拡大に伴う、27億円の追加資金調達を実施
<プレスリリースの要約>
株式会社パワーエックス (PowerX, Inc.)は、自然エネルギーの普及と送電技術の進化に注力し、27億円の追加調達を発表しました。調達資金は、岡山県玉野市に建設中の蓄電池工場「PowerBase」の製品製造と研究開発に充てられます。2022年には、バッテリー型超急速EV充電器「Hypercharger」と大型定置用蓄電池「Mega Power」を発売予定。また、都内に10か所のEV充電ステーションを開設し、電気運搬船「Power ARK」の詳細仕様を発表し、2025年に一号艇を完成させる予定です。
<会社概要>
会社名:株式会社パワーエックス (PowerX, Inc.)
設立: 2021年3月22日
代表者: 取締役兼代表執行役社長CEO 伊藤 正裕
所在地: 〒107-6243 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 43F
事業内容:大型蓄電池の製造・販売、EV チャージステーショ ンのサービス展開、及び電気運搬船の開発・製造
URL: http://power-x.jp/
7位 テラドローン株式会社
プレスリリースの詳細はこちら: テラドローン、アジア初となる世界時価総額2位アラムコのVC Wa’edより18.5億円の資金調達(累計調達126.6億円)
<プレスリリースの要約>
ドローン事業を展開するテラドローン株式会社は、サウジアラビアの世界最大の石油生産国である中東地域にドローン事業を展開する子会社Terra Drone Arabiaを設立すると発表しました。この新規事業は、世界時価総額2位のアラムコのVC Wa‘edから18.5億円の資金調達を受け、累計調達額は126.6億円になります。サウジアラビア政府は、「サウジビジョン2030」という計画でドローン産業の振興を目指し、経済改革を進めています。テラドローン社は中東地域でのドローン産業振興に貢献することを目的に、現地の雇用創出やサウジアラビア主要産業である石油産業の効率化を行う予定です。また、資金調達により、新しい「空の運航管理プラットフォーム」の開発や事業成長に向けた投資も進める予定です。
<会社概要>
会社名: テラドローン株式会社
本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2丁目12-19 東建インターナショナルビル
代表者名: 徳重徹
設立: 2016年02月
URL : http://www.terra-drone.net
8位 テックタッチ株式会社
プレスリリースの詳細はこちら: ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を提供するテックタッチが、17.8億円を調達
<プレスリリースの要約>
日本のテックタッチ社は、ノーコードのガイド・ナビゲーションツールを提供しており、DNX Venturesをリード投資家として、17.8億円を調達しました。主な資金使途は、人材採用、マーケティング、海外進出への投資であり、累計調達額は24億円になります。この資金調達により、テックタッチは従業員数を100名以上に増やし、3年以内にエンドユーザー1,000万人突破を目指し、大手企業・官公庁や自治体・SaaS企業に対するマーケティングを強化することを計画しています。
テックタッチは、Web上のあらゆるシステムに入力ガイドを設置でき、正しくゴールまでナビゲーションすることで、ノーコードで対クライアントサポートや社内の問い合わせ対応を軽減する。リアルタイムのガイド・ナビゲーションでシステム教育を行い、入力ミスの削減や使いこなされなかったシステムの使用を実現し、データの精度向上にも貢献する。
「テックタッチ」により、主に以下3つの課題を解決しています。
- (1) 大手企業のDXにおける、ITシステム活用の障壁
- (2)官公庁・自治体の、デジタル・ディバイドによる電子化への障壁
- (3)SaaS企業における、IT人材不足によるリソースの課題
<会社概要>
・企業名:テックタッチ株式会社
・所在地 : 〒105-7105 東京都港区東新橋一丁目5番2号 汐留シティセンター5階ワークスタイリング内
・代表者 :井無田 仲
・事業内容:デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」の開発および提供
9位 Degas株式会社
プレスリリースの詳細はこちら: Degasがアフリカの食糧危機と気候変動問題を同時に解決するために、10億円の資金調達を実施し脱炭素事業へ進出
<プレスリリースの要約>
Degas株式会社は、アフリカの小規模農家向けに農業資材のファイナンスとDX促進を行う会社で、脱炭素事業に進出するために10億円の資金調達を実施しました。Degas Farmer Networkの農家ファイナンス事業を拡大し、脱炭素事業に進出してアフリカ最大のカーボンクレジットを目指します。Degasは、60人以上のフィールドエージェントが自社開発したソフトウェアを使用して農家データを収集・解析し、各農家が環境や資産状況に左右されることなく農業資材を入手することが可能になると述べています。また、トウモロコシにQRタグを付与し、トレーサビリティを確保しています。Degasは、リジェネラティブ農業とバイオ炭の施用を通じた二酸化炭素の吸収と、それに伴うカーボンクレジットの創出を行い、気候変動の緩和に貢献しながら農家の所得向上に取り組むことを宣言しています。
<会社概要>
会社名:Degas株式会社
代表者:牧浦土雅
事業内容:農作物の生産支援・流通・加工
10位 株式会社WAKAZE
プレスリリースの詳細はこちら: 宝ホールディングスと資本提携契約を締結 業務提携へ向けた協議を開始 / シリーズBラウンドで総額約10億円の資金調達を実施
<プレスリリースの要約>
、「日本酒を世界酒に」をビジョンに掲げ、フランスと日本からSAKE文化を発信する株式会社WAKAZEは、宝ホールディングスと資本提携契約を締結し、業務提携を目指す協議を開始した。また、第三者割当増資により約10億円の資金調達を実施し、アメリカと中国での事業展開を加速する。
株式会社WAKAZEは、フランスでの酒造りを通じて、日本酒とフランスの食文化を融合させ、日本酒のファンを拡大している。一方、宝ホールディングスも、和酒・日本食文化を世界に発信することをミッションの一つとして掲げており、製造と流通の領域で協業を行うことを検討している。
<会社概要>
会社名 : 株式会社WAKAZE
代表者 : 代表取締役 稲川 琢磨
本社所在地 : 山形県鶴岡市播磨字若松51-1
設立 : 2016年1月
事業内容 : 日本酒・SAKEの製造、販売
URL : https://www.wakaze-store.com
調査の結果は以上となります。