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05/10/2023

GPTの時代、上場企業の動き!最新プレスリリースから読み解く/THEINFITECHのセールステックレポート

本調査は、2023年3月のPrtimesに掲載された23,955件のプレスリリースから、GPTに関連するものをまとめました。

様々な業界で、上場企業から非上場企業まで、業務改善や新規サービスのローンチ、既存のSaaSへの組み込みなど、様々なアクションが報じられています。

本レポートでは、特に上場企業の動向に着目し、その結果を報告します。

※ THEINFITECH調べ Prtimesから収集した2023年04月1日時点のデータを参照

1.株式会社リブセンス/転職口コミサイト『転職会議』、ChatGPTのAIを活用した企業口コミの要約情報を提供開始

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000015443.html

<GPTでリリース要約>

株式会社リブセンスは、転職口コミサイト「転職会議」において、OpenAIのChatGPTをAPI連携し、企業口コミの要約情報の提供を開始しました。360万件以上の企業口コミを短くわかりやすく要約して提供することで、転職活動・就職活動におけるユーザーの負担を大きく軽減し、よりよい仕事選びに貢献するものと期待されます。試験導入期間中は、すべてのユーザーに要約情報を公開します。今後も要約文の掲載社数を増やすとともに、PC版サイトへの展開や、精度向上に取り組んでいく予定です。

2. GMOインターネットグループ/GMO TECH、ChatGPTなど生成AIを活用するためのAI研究プロジェクト「GMO TECH  プロティノス」を発足既存サービス領域での実証実験を開始

詳細はこちら:

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003927.000000136.html

<GPTでリリース要約>

GMO TECHは、自社プロダクトの進化と新たなサービス開発を目的とし、米OpenAIが公開した「ChatGPT」を含む「ジェネレーティブAI(生成AI)」を活用するための研究チーム「GMO TECHプロティノス」を発足した。既存製品である「MEO Dashboard byGMO」には、AIを組み込み、自動返信文書を生成する機能を実証実験を開始する。将来的には、「ChatGPT」を含むAIを活用し、新しいサービスを提供することが計画されている。また、「SmaADウォール(オファーウォール)」のように、「ChatGPT」を組み込むことで、対話形式でユーザーに合ったアフィリエイト案件を見つけ出すことができる機能の実験を行う。

3. 株式会社システムインテグレータ/ChatGPTのAI技術を活用したAIブレスト機能で新規事業創出を支援。アイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」の新機能リリース

詳細はこちら:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000007603.html

<GPTでリリース要約>

システムインテグレータは、新規事業のアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」にOpenAIのAI技術「GPT-3.5」を活用した「AIブレスト機能(β)」を導入する。アイデア詳細画面のコメント欄で質問すると、AIがアイデアの概要や過去のコメントを踏まえた回答を提供する。これにより、多くの人々の創造性を支援し、アイデア創出活動の効率化を図る。今後は、最新バージョンであるGPT-4を活用し、画像に基づくアイデア創出など、新たな機能の拡充を計画する。無料トライアルも提供されている。

4. クックパッド株式会社/クックパッド、自然言語処理モデル「GPT-3」を活用し、Amazon Alexa向けスキルにレシピ要約機能を追加

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000027849.html

<要約の転送>

  • クックパッド株式会社は、自然言語処理モデル「GPT-3」を活用し、音声で料理をガイドするAlexa向けスキル「クックパッド」に、作り方を端的に説明するレシピ要約機能を追加した。
  • レシピ要約機能は、自然言語処理モデル「GPT-3」を活用して開発され、閲覧回数が高い上位2000レシピに要約文が組み込まれており、該当レシピが表示されると自動的にAlexaが読み上げる。
  • 約10秒で理解できる端的なレシピ要約が提供されることで、つくり手は調理イメージをつかみやすくなり、さらに効率よく料理をすることができるようになる。

5. 株式会社EduLab/GPT-3.5を活用したAI自動採点エンジンの提供を開始

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000019528.html

<GPTでリリース要約>

株式会社EduLabグループは、OpenAIの「GPT-3.5」を活用した新しいAI自動採点エンジンを提供開始した。英語ライティング問題の採点において、文法やスペルミスだけでなく前後の文脈から適切な表現が使われているか等、人が採点する際と同じようにAIが判断することで、高精度の自動採点を実現。さらに、採点基準をAIの要素に当てはめることで、高品質な採点結果を導き出す、汎用性の高い自動採点サービスを提供できる。また、一部の英文チェック機能を無料公開し、英文を打ち込むと文法やスペルミスを訂正し、前後の文脈から適切な表現を提案するとともに、スタンダード・ビジネス・ロマンティック等のシーンに合った英文を提案できる。

6. 株式会社リブセンス/【業界初】面接最適化クラウド『batonn』、「ChatGPT」のAIを活用した面接内容の要約機能をリリース

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000015443.html

<GPTでリリース要約>

株式会社リブセンスは、面接最適化クラウド「batonn」に、OpenAIのChatGPTなどで使用されているAIであるGPT-3.5-turboを活用した面接内容の要約機能の提供を開始した。batonnは、面接担当者間や人事担当者との連携がスムーズになるサービスであり、オンライン面接で使用するビデオ通話ツールとして、面接の内容を自動で録画・文字起こしし、評価の根拠やアトラクトのポイントとなる重要な会話を自動でピックアップし、ハイライト動画として確認することができる。ChatGPTのAI活用により、ピックアップした面接中の重要な会話を要約できるようになり、人事担当者や次の面接の担当者が、忙しい中でも時間をかけず、従来よりさらに「手軽に」面接中の重要な会話を確認できるようになる。現在は無償で提供されている。

7. 株式会社デジタルホールディングス/【広告業界初!】オプト、ChatGPTと効果予測AIを広告クリエイティブの制作に活用

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000920.000014848.html

<GPTでリリース要約>

オプトは、ChatGPTと効果予測AIを活用した「CRAIS for Text」を開発したことを発表しました。この技術により、多数の広告テキストから効果的なものを厳選して制作することができます。従来は人力によるテキスト制作でしたが、多様なターゲットに合わせた短時間での制作や、効果予測を十分に考慮した入稿が困難でした。オプトの「CRAIS for Text」では、ChatGPTのAIと効果予測AIを活用して、業界、企業名、訴求軸、他社事例、商品ページURLなどをテキストに変換し、約4倍の数の広告テキストを作成するだけでなく、コンサルタントの知見も含めた生活者の趣味嗜好や他社の情報に基づいた広告テキストの生成が可能です。

8. 株式会社エーアイ/音声合成エーアイ、ChatGPTとオルツ社の「LHTM-2」を活用したサービス提供の実証実験を開始

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000099620.html

<GPTでリリース要約>

AITalk®を提供する株式会社エーアイは、パーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツと協力して、自然言語処理の人工知能モデルを自社製品に活用するAIサービスを構築することを発表しました。OpenAIが開発したChatGPTやオルツの独自モデル「LHTM-2」を組み合わせることで、自動翻訳や自動要約、テキスト生成、音声対話など、様々な用途に利用することができます。エーアイでの音声・言語データと、生成系AI技術を組み合わせることで、セリフや文書作成、記事自動生成や多言語への同時自動翻訳などを実装可能なサービス提供に向けて実証実験を行う予定です。

9. 株式会社デジタルプラス/ChatGPT等によるAIコンテンツ制作サービスの実証実験を開始デジタルギフトと連動したパッケージメニュー開発も視野

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000007199.html

<GPTでリリース要約>

デジタルプラスは、ChatGPTやMicrosoft Bing、Bardなどを使ったコンテンツ制作やマーケティングの実証実験を始める。デジタルプラスは、ChatGPTの自然言語処理能力を利用して、質の高いコンテンツの提供を目指す。この実証実験では、コンテンツのリッチ化、SNS化、動画スクリプト化、ランディングページ制作などが行われる。デジタルプラスは、良好な結果を得た場合、ChatGPT等を活用したコンテツ制作サービスの他社販売を進める予定であり、多様なコンテンツ制作に対応する高度な自然言語処理技術やAIによる自動生成に特化したChatGPTを利用することによって、コストや時間を削減し、企業のマーケティング活動を強力にサポートすることができる。

10. 株式会社Rebase/業界初!ChatGPTを活用してレンタルスペースのスペース紹介文を1クリックで自動生成する機能をリリース

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000021828.html

<GPTでリリース要約>

レンタルスペースの予約プラットフォーム「instabase」を展開する株式会社Rebaseは、ChatGPTを活用した業界初のレンタルスペースの自動紹介文生成機能をリリースした。スペース登録時の設定情報に基づき、1クリックで利用者に魅力的なスペースの紹介文を自動生成できる。また、今後もAI自動生成機能の開発範囲を拡大することで、遊休資産を持つ人々の支援を行っていく方針。

11. 株式会社クリーク・アンド・リバー社/C&RグループのIdrasysが【2023 Japan IT Week春】に出展 ChatGPTと連携した「SmartKMS」「SmartRobot」のデモを予定

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002862.000003670.html

<GPTでリリース要約>

クリーク・アンド・リバー社のグループ会社であるIdrasysは、4月5日から7日にかけて開催される「Japan IT Week春「第6回AI・業務自動化展【春】」」に出展します。Idrasysは、AI予測プラットフォーム「Forecasting Experience」、AI搭載ドキュメント検索システム「Smart KMS」、AIチャットボットサービス「Smart Robot」を紹介します。また、話題のジェネレーティブAIであるChatGPTとの連携も進めており、展示会ではSmartKMSとSmartRobotのデモを予定しています。AIやRPA、チャットボットなどの業務自動化ソリューションが出展するこのイベントでは、IdrasysのAI予測デモンストレーションが注目を集めることでしょう。

12. ハートコア株式会社/ハートコア、HeartCore CMSとChatGPTを連携し自動コンテンツ制作を支援

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000068468.html

<GPTでリリース要約>

ハートコア社は、企業のデジタルマーケティングに不可欠なコンテンツ管理システム「HeartCore CMS」とChatGPTを連携し、自動コンテンツ制作を支援することを発表した。これにより、人手を介さずに自動でコンテンツ制作が可能となり、制作担当者の負荷を軽減し、より多くの情報を発信することができるようになるという。4月5日から7日までのJapan IT Weekで、制作支援のデモを展示する。

13. LINE株式会社/【LINEリサーチ】「ChatGPT」の認知は全体では約3割、男性20代・30代では4割超 利用意向は女性に比べ男性で高い傾向

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004265.000001594.html

<GPTでリリース要約>

LINEリサーチは、日本全国の男女を対象に、「ChatGPT」の認知率や利用意向について調査を実施しました。結果から、全体では「ChatGPT」の認知率は約3割であり、男性20代・30代では4割超と高い傾向にあります。また、「ChatGPT」の利用意向は、全体で約4割の人が利用してみたいと思っており、男性のほうが女性に比べて高い傾向があります。調査対象者が「ChatGPT」を利用した経験について聞いたところ、現状では利用経験は1割未満となっています。自由回答で、利用したい理由や利用したいと思わない理由についても回答がありました。LINEリサーチは今後も、調査パネルを基盤に様々な調査を実施する予定です。

14. 株式会社くふうカンパニー/株式会社Zaimが全社員を対象にChatGPT Plusの利用料を全額補助

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000274.000046400.html

<GPTでリリース要約>

家計簿サービス「Zaim」を運営する株式会社Zaimは、3月24日、全社員に対しChatGPT PlusとAPIの利用料金を会社負担とする福利厚生を始めたと発表しました。この取り組みにより、社員がAI技術をいち早く活用し、業務効率化や創造力の向上を目指すことができます。Zaim社は、AI活用によるイノベーションに全職種を含めることで、社員がAI技術に触れる機会を増やし、社内にノウハウを蓄積し、新規事業や業務改革を推進することを目指しています。また、入力されたデータがAIの学習に組み込まれる可能性があるため、安全な活用を促進するために利用ガイドラインを策定し、相談窓口を開設することを明らかにしました。

15. GMOインターネットグループ/「ChatGPT」の業務活用を開始

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003912.000000136.html

<GPTでリリース要約>

GMOインターネットグループは、AIやロボット・RPAの活用による業務効率化を進める中で、ChatGPTの活用を推進することを発表した。グループ全体でChatGPTを活用し、業務効率化や新サービスの展開などに積極的に取り組む。グループ内でのChatGPTの認知度は73.5%で、6.3%が業務利用している。また、ChatGPTを活用することで、業務プロセスの改善を進めることや、より良いサービスを提供するための研究を進めることなども発表した。グループ内でのChatGPT業務活用コンテストも開催され、賞金総額は1,000万円となる。

16. 株式会社Branding Engineer/「Midworks」においてChatGPTで用いられる言語モデル「GPT-3」を活用したPoC(概念実証)開始

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000015060.html

<GPTでリリース要約>

Branding Engineerは、ITエンジニア向けの独立支援サービス「Midworks」において、ChatGPTで使用される言語モデル「GPT-3」を活用したPoC(概念実証)を開始したことを発表しました。Midworksのエージェントが推薦文を一から作成していたものを、「GPT-3」を活用することで大幅な業務効率化を図ることができます。しかし、Midworksの付加価値であるエージェントの視点による提案文章も重視し、GPT-3の特徴とエージェントの経験と知見を掛け合わせることで、質の高い推薦文書を提供することができます。このPoCによって、企業への提案が向上し、案件成約率が向上することが期待されます。

17. 株式会社ピアズ/AIロープレ”mimik”にchatGPTを搭載した新機能の実証実験を開始!

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000034339.html

<GPTでリリース要約>

株式会社ピアズの子会社であるQualiagramは、自社開発のAIロールプレイングシステム「mimik」にChatGPTを搭載したバーチャル顧客を作成し、店舗やコールセンターでの接客ロープレを可能にする新機能の実証実験を開始した。Qualiagramはこれまで数十万件の接客関連ビッグデータを蓄積し、このデータをChatGPT相当のAIの教師データとして利用して、よりリアルなバーチャル顧客を生成することができるようになった。この新機能により、クライアントの業務適性に適合させ、実際の顧客接点をリアルに想定できる研修環境を提供することが可能になる。Qualiagramは今後、現場での実証実験を行い進化させた上で、本夏から秋を目途に本格商用化を目指す予定である。また、現場対話データの強化のため、限定3社を対象に無料でmimikをトライアル利用できるキャンペーンを開始する。

18. 株式会社クリーク・アンド・リバー社/ChatGPTなど、AIとともに進化するUXデザインの世界的な潮流を学ぶ!3/25(土)無料セミナー「UXの最注目トレンド”会話型デザイン”」(全編英語)

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002836.000003670.html

<GPTでリリース要約>

C&R社は、グローバルに活躍するUXデザイナーのマット・ペンナ氏を招いて、ゲームやWeb、IT業界などのクリエイターを対象に、無料のオンラインセミナー「UXの最注目トレンド”会話型デザイン”」を開催する。このセミナーは、AI技術の発展によって最先端のUXデザインのトレンドとなっている「会話型デザイン」について、マット・ペンナ氏が話し、UXデザインの分野で成功するポイント、会話型デザインの最新動向、UXデザインと会話型デザインにおけるチャンスを生かす方法などについても説明する。

19. 株式会社 GA technologies/当社サービスにおけるChatGPT活用に関する方針について

詳細はこちら: 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000265.000021066.html

<GPTでリリース要約>

不動産マーケットプレイス「RENOSY」を提供する株式会社GA technologiesは、不動産領域におけるChatGPTの活用の検討を開始したことを発表した。2017年に不動産業界初の自社内研究開発部門「AI Strategy Center」を設立し、家賃予測や販売図面の自動読み取り、最適な居住エリアの提案など機能を開発してきた同社は、ChatGPTの不動産領域における活用について検討を開始している。RENOSY不動産投資においては、オーナーや購入検討者に向けた提供サービスでの活用を検討しており、2023年春の公開を目指して開発を進めている。ただし、ChatGPTにはファクトチェックが不可欠であることから、不動産取引において今すぐ活用することは危険であるとの判断を示した。しかし、有効な活用方法を確立できれば、不動産業界の働き方改革や情報の非対称性の解消につながると考えている。AI Strategy Centerは、最新技術を活用して事業に貢献するための研究開発を行っており、研究開発の成果やプロトタイプをまとめた社内限定のWebサイト「Tech Labo」を今年度中に外部公開する予定だ。

調査の結果は以上となります。